飛行機の気圧対策の耳栓おすすめ。イヤホンやヘッドホンは代わりになる?

飛行機の離着陸時に感じるキーンとした耳鳴りや、耳の痛みを感じた事はありませんか?

私はあまり耳鳴りなどは経験したコトがなかったのですが、1度だけ飛行機を降りても、帰りの電車に乗ってもまだ耳の違和感が消えなかった事がありました。
 

この不快な症状、耳栓での対策が有効です。

ただ、耳栓なら何でも良いわけではないんです。
 

気圧対策がされていなければ、耳栓だろうとイヤホンやヘッドホンだろうと、単に音を遮断するに過ぎないので耳が痛くなるのは変わりません。

飛行機の気圧対策におすすめの耳栓を紹介します。
 

なぜ飛行機で耳が痛くなるの?

1番の原因は気圧の変化です。

飛行機の離着陸のときには急激な気圧の変化が起きるのですが、中耳の中にある空気の気圧の調整がうまくしきれなくなるからです。

 
体にとってベストな状態は、中耳の空気と外部の空気の気圧が同じであること。本来であれば、耳管が開閉して理想的な気圧に調整してくれます。

飛行機の離着陸時には徐々に気圧が変わるのではなく、急に気圧の違う場所を行き来するため、調整がうまくしきれずに耳の痛みや耳鳴りなどの症状が起きるわけですね。
 

とりあえず、離着陸時に耳がキーンとなりやすいと思えばOKです(笑)

飛行機の気圧対策に耳栓は有効?

気圧対策に耳栓は効果があります。

ただ、耳栓なら何でも良いかと言えば違います。飛行機の気圧対策がされている耳栓を使わないと、耳がキーンとなったり痛い問題は解決できないです。
 

一般的な耳栓は、音をシャットダウンするためのもの。遮音性に全振りなので、飛行機の中でぐっすり寝たい時や、静かに読書などをして過ごしたい時に使うものです。

シートベルト着用サインが消えて安定飛行に入った状態で有効ですね。

 
一方、気圧対策専用のものだと、気圧を調整するための機能が付加されています。(体外から体内へと入る空気の量を少なくして、気圧の差を調整しやすくしてくれる)

詳しい仕組みが分からなくても、気圧対策がされている耳栓はパッケージに「飛行機用」、「気圧調整」などの文言があるので分かりやすいです。

 
空港でも販売されていますが、自分に合ったサイズが売り切れていることもあります。また、空港って全てのモノの値段が高いのでムダにお金もかかります。

事前に、ネットショップや薬局で確保しておくと安心です。
 

気圧対策専用の耳栓のデメリットは、遮音性が弱いこと。飛行機のエンジン音や機内の話し声が気になるならば、離着陸時以外は一般的な耳栓を使うのがオススメ。

飛行機で快適に過ごすなら、耳栓を2種類持つのがベストということですね。
 

ヘッドホンやイヤホンは耳栓の代わりになる?

もはや誰でも持っているイヤホン。

また、飛行機内にはヘッドフォンが備え付けられている事が多いですよね。

イヤホンやヘッドフォンをつければ飛行機内の騒音も抑えられるし、もしかしたら耳がキーンとなったり、痛くなるのを予防できるんじゃないか?と考えた事はありませんか?

 
ただ、イヤホンやヘッドホンは耳栓の代わりにはなりません。

正確には、遮音性はあるけど気圧対策にはならないです。

 
これまで見てきたように、耳が痛いのは気圧の変化が原因。通常のイヤホンやヘッドフォンに気圧対策なんてついていないので、音は防げても耳へのダメージは変わりません。

だから飛行機に乗る度に耳がキーンとなるなら、専用の耳栓が必須です。
 

気圧対策におすすめの耳栓2選

気圧対策専用の耳栓があるなんて知らなかった!という人も多いでしょう。ここではおすすめの耳栓を2つご紹介します。

普段、音をシャットダウンする一般的な耳栓を使っている人ならば好みやコストパフォーマンスを考えて選んではいかがでしょう。

一方、耳栓を選ぶのが初めてという場合は、自分にとってどれくらい使い勝手がよいかを検証するために、使い捨てタイプから試すのもおすすめです。
 

初めての利用におすすめ「イヤープレーン」

シリコン製でやわらかく、硬い耳栓を耳に入れると違和感が強くて苦手…という場合も使いやすい耳栓です。

エンジン音などの大きな騒音はカットしつつ、機内アナウンスなどの音声は聞こえるので、ちょっと音が気になるという時や、乱気流に入った時などにも使えるでしょう。

こちらの商品は使い捨てタイプ。無理に繰り返し使っていると、効果を感じられなくなるという声もあります。1往復分だけ使うと考えましょう。

サイズはSサイズと大人用の2タイプ。Sサイズは3歳以上であればお子さんにも使えます。

繰り返し使うなら「サイレンシア フライトエアー」

洗って繰り返し使える耳栓です。イヤープレーンに比べると素材は堅めですが、フィット感が強いという声があります。

こちらも最低限必要な機内アナウンスなどの音声は聞こえるものの、多少の騒音はカットしてくれる商品です。

サイズは子どもや耳が小さい人向けのものと、大人向けの2タイプ展開です。もう少し大きめのものがいい場合は「フライトプラス」という商品があります。

耳栓をつけるタイミングは?

気圧対策に耳栓を使うのであれば、「離陸前と着陸前」が耳栓をつけるタイミングです。

離陸前は、飛行機が動き出したらつけておくと良いでしょう。シートベルトサインが消灯したら、高度が安定した証拠なので外してもOKです。
 

着陸時にも基本的にはシートベルトサインが点灯してから、飛行機が停止するまでつけておけばOK。

ただ、飛行機は着陸の30分程度前から降下を始めているため、その頃からつけておくといいという声もあります。

 
飛行機に乗ると頻繁に耳の不調を起こすという場合や、耳や鼻、喉の病気を抱える人は早めにつけておくといいかもしれません。

ちなみに、私の体験ではフライト中(特に長時間の国際線)に耳栓を落として無くすパターンが多いので、安定飛行に入ったら騒音遮断専用の耳栓(できればヒモでつながっているタイプ)に切り替えるとベストです。
 

気圧対策には専用の耳栓を使おう!

耳栓には外部の音をシャットダウンするタイプと、飛行機での気圧の変化に対応する専用の耳栓とがあります。飛行機での不快な耳の症状を防ぐには専用の耳栓を使いましょう。

ヘッドホンやイヤホンも一般的な耳栓同様、外部の音のシャットダウンには役立ちますが、気圧対策専用の耳栓の代わりにはなりません。

耳に使うアイテム、様々なものがあります。それぞれのアイテムの役割を把握して、快適な飛行機での時間を過ごしましょう。