飛行機の生存率の高い座席はどこ?1%でも多く生き残る方法

自分の乗った飛行機が墜落してしまうのではないか?

飛行機が怖い人なら1度は考えたことがありますよね。

 
私も、飛行機がちょっと揺れるだけでガクガク怖がる人間だったので、事故にあっても生き残る確率が高いのはどこの座席なのか?徹底的に調べたことがあります。

そして、生存率の高い座席は飛行機後方だと分かりました。

 
また、座席やその他の対策によって、飛行機が墜落するような事故であっても生存率が変わってくるようなので、生存率を1%でも上げる方法をまとめてみます。

飛行機事故での生存率の話

飛行機が墜落したら、100%死ぬ…

と思いきや、実は飛行機が墜落するような事故ですら、そのうちの95%の事故に生存者がいるのです。

もちろん、「生存者もいる」程度で墜落してほぼ全員が死んでしまうケースもありますが、1人でも生き残るとしたら少しは希望が持てませんか?
 

大きな飛行機でも搭乗数は最大500名ほど。

一方で、飛行機が落ちる確率は0.0009%ですから、飛行機が落ちる確率を引いたなら、墜落した飛行機で生き残る確率だって十分あります。
 

また、航空機事故の87%で全員が無事というデータもあります。
(国際民間航空機関による統計)

飛行機でトラブルが起きることはあっても、そもそも墜落まで発展することが珍しい。おまけに研究により飛行機が衝撃に強くなり、安全性は伸び続けています。

 
もちろん、墜落したら多くの人が犠牲になります。

ですが、離陸中の事故などは特にですが、事故が起きても多くの人が生き残るケースもあるし、生存率を上げるための対策をするのも決してムダにはなりません。
 

では、次に生存率の高い座席の3つの条件を見てみます。

生存率の高い座席はどのあたり?

1.後部座席

タイム社が2015年に発表した、17件の飛行機事故を検証した結果があります。

座席ごとの死亡率 前部38% 中部39% 中部通路側44% 後部32% 後部中心28%
生存率に計算し直すと 前部62% 中部61% 中部通路側56% 後部68% 後部中心72%

中部通路側の死亡率の高さを除けば、飛行機前部の座席よりも後部座席に行くほど、生存率が高くなる傾向にあります。実際、1985年の日航機墜落事故でも生存者の4人全員が、後部座席でした。

ディスカバリーチャンネルが無人のボーイング機を墜落させて行った実験でも、後部座席の損傷が前部や中部の座席よりも少なく、生き残れる可能性が高い結果が出ました。

さらに実験結果は、やむを得ない事情で最後部に近い座席が確保できなくても、少なくとも翼より後ろの席を確保すると生存率は上がるとしています。
 

つまり、優雅な空の旅を楽しめるファーストクラスやビジネスクラスは、飛行機が墜落してしまった場合生存率が低くなることになります。

エコノミークラスのほうが生き残る確率は高い訳ですね。
 

2.非常口から5列以内

飛行機の墜落も怖いですが、飛行機事故はそれだけではありません。

むしろ、墜落以外の事故のほうが多いです。機内で火災が発生する場合もあるし、その場合いかに早く機内から脱出できるかが生存率を分けます。
 

だから、非常口から近いほうが生存率は高い。

また機内が暗い、煙で前が見づらいという状態になっても5列以内の座席にいれば、非常口の場所の見当がついているというメリットも得られます。

6列以上、非常口から離れると生存率がガクッと下がるという説も。生存率を上げたいならば、非常口の位置をチェックしてから座席を確保しましょう。
 

3.通路側

これも飛行機から逃げる時、スムーズな動線を得られるメリットがあります。足元に荷物があることや通路に人が殺到することを考えると、通路側のほうが逃げやすいです。

通路側の席が確保できたら、自分がスムーズに避難できれば窓際席の人もスムーズに避難しやすくなることも頭に入れ、避難経路を確認しておくと良いでしょう。

先述の通り、飛行機中部の通路側は生存率が低くなる傾向なので「後部の」通路側の座席を確保しましょう。
 

生存率を上げるための対策

1.服装

万が一、飛行機で火災が起きた際に引火しづらい服の素材は綿と、ウール。生存率を上げるならこれらの服を着て、飛行機に乗ることを心がけましょう。

また、退避する事態を考えるとハイヒールなどは避け、動きやすい靴を履くのがおすすめ。割れたガラスなどでケガをするリスクも軽減してくれます。

2.シートベルト

事故の際、体にかかる大きな衝撃を和らげてくれるのがシートベルトです。衝撃で座席から放り出されることも防いでくれます。

シートベルトにたるみがあると、体が受ける重力は3倍になります。体にかかる衝撃を軽減して生き残る確率を上げるためには、たるまないよう確実に締めるのが大切です。

シートベルトは乱気流の際にも、揺れで体をどこかに打ち付けてケガをするのを防いでくれます。飛行機に乗ったら必ず、シートベルトを締める習慣をつけましょう。
 

3.マニュアル遵守

2009年、乗客・乗員が全員生還して話題になった「ハドソン川の奇跡」。乗客は状況がわからないながらも、パイロットが出した衝撃に備える旨の指示に従ったそうです。

サッカーチーム・シャコペエンセの選手が搭乗していて話題になった2016年の事故。生存者の1人が、不時着マニュアルに従ったおかげで軽傷で済んだと話して話題になりました。
 

これらの例からも分かる通り、安全マニュアルを遵守する行動は生き残る方法の1つです。

飛行機の安全に関わる情報を掲載した冊子は、座席に備え付けられています。万一の際にとるべき行動を知るため、必ず目を通す習慣をつければ備えになるでしょう。

身を守るための行動はケースバイケースですし、航空会社によっても違います。ハドソン川の奇跡ではありませんが、乗務員の話を良く聞く習慣を持つのも生き残る方法の1つです。

 
特に、飛行機に乗り慣れているほど安全に関する話を聞き流すパターンは多いので、今一度事故が起きた時の対応を確認してみてくださいね。
 

4.直行便を使う

飛行機の事故が起きやすいのは離発着時と言われます。その回数を減らすには、乗り継ぎを減らせばいいだけ。1回乗り継ぎを減らせば離発着を1回ずつ減らせます。

国際線の場合は特に、直行便のほうが料金が高くなる傾向にありますが、安全を最優先にしたい人は直行便を利用しましょう。

お金で安全が買えるなら安いものですね。

飛行機の生存率が高い座席と、生き残るための対策

飛行機の生存率が高い座席は後方。それも非常口から5列以内の通路側です。条件に合致する席を予約したら、自分でできる生き残るための対策を取る習慣をつけましょう。

飛行機の事故が起きても生き残る確率は上がっている。生存者がいる事故のほうが多いこともお忘れなく。